安保条約は片務的?

トランプ「安保条約で米国は日本を守らなければならないが日本は米国を防衛する義務がない。極めて不公平だ」と条約の片務性に対する不満を露わにした。そうだろう、日本の首相や外相が米国を訪れるたびに「米軍の尖閣防衛を確認した」と小躍りして帰ってくるが、中国に阿り、日本人の上陸さえ認めない島をなぜ米軍は命を掛けて守らなければならないのか、アメリカ人でなくても理不尽を感じる。
1951年連合国軍による日本の占領統治は終了して日米両国は国交回復しアメリカ軍部隊は在日米軍として駐留を継続する日米安全保障条約(一次)が吉田茂とアチソン国務長官の間で結ばれた。1960年岸信介は米軍の行動規定などに不備があり不平等性を解消しようと条約改訂に臨み、相互協力と米軍の日本防衛を明記した(新)安全保障条約を結んだ。しかし米軍配備に日本が関与する余地がないなどの不満から、野党、学生、言論人などが主導して激しい「安保闘争」が起きた。
トランプの云う「誰が片務条約を決めたのか?」に応えるなら、この1960年新安保条約の主、岸信介と大統領アイゼンハワーということだが、その孫の安倍さんとトランプの蜜月は「歴史の悪戯」なのか。

アンテナ工事

BSアンテナが古くなったせいか画面が飛んだりノイズが入るようになった。そうだろう、設置してもう28〜9年になるから劣化して当然だ。しかも家屋から15mほど離れた電気柱に付けたので雪が降るとパラボラを覆って全く映らなくなる。そこでいつも見かけていた116号沿いの共栄電機(西山町)に飛び込んで交換工事をお願いした。この際だからパラボラは一回り大きな50cmにして軒先に場所を変えたり、ケーブル以外は全て新品に変えることにした。工事は明日来てくれる。

竹田麗央 いきなりぶっちぎり優勝

米女子ゴルフツアーに本格参戦1年目ながらさっそく優勝した竹田麗央21歳。新しいスター誕生にゴルフ界は「恐るべき才能」と称賛が相次いだ。この快挙にはキャディーの存在も大きい。ジャック・ニクラスをはじめ世界トッププレーヤーのバッグを担いできたレジェンド名キャディ、ディーンハーデン氏60歳。脚の手術などがあって一度は引退。しかし竹田麗央の豪快なゴルフに血が騒ぎ、自ら「キャディーをしたい」と申し出たと。当面は5回までの契約だそうだが、そのままコンビが長く続くことだろう。日本のキャディーはまだまだひよっ子、まずは意識改革が必要のようだ。

花粉光環

太陽の周りに虹色の光の輪が現れる「花粉光環」が各地で確認された。太陽の光が空に浮遊している花粉の粒子によって曲げられて発生する現象で花粉の本格飛散のサインであることから「魔のサークル」とも呼ばれている由。今年のスギとヒノキ花粉の飛散量は東日本で平年を上回り、西日本では過去10年間で最多と予測されている。老生、いつもなら目の痒みと鼻づまりに悩まされるが、さてどうなるか?

下着論争

笑い話ではない。自衛隊の深刻な実態を元自衛官自民党佐藤正久氏は「陸はなぜ作業服が4着で下着が2着なのか。民主党政権時の事業仕分けで中国製の下着に変えろという話があり自衛隊は強く抵抗した。殉職隊員が裸で死ぬわけがない。だから私物を買わせるのではなくしっかりとした作業服や制服を着ることにこだわっている」と防衛相を質した。確かに市中に出回る衣料はほとんどが中国製だ。私物で対応するということは中国にまとわれているということで、特に自衛隊は絶対にあってはならないコトだ。何ともお粗末な実情であることか・・・

靖国神社の御朱印

弟が靖国神社を参拝して御朱印を貰ってくれた。生前の母から一度は靖国参拝をして欲しいと云われていたらしく、3年半が経って果たしたということ。母は弟(勝さん)が19歳で戦死しているので長く気にしていたようだ。飛行機の整備士としてフィリピンへ出征。飛行場の空爆で亡くなったと聞いている。私も実家のお婆さんから勝叔父の描いた製図演習を見せられて、そのあまりの凄さをいまでもハッキリと記憶している。

衆愚の果て

日本維新の会、自民提出の法案に賛成しり反対したり、体勢に何ら影響がない「高校授業料無償化」に精を出す一方で、党是の「憲法改正」が活動方針から抜け落ちる、天下の公党の体を成さない幼稚ぶりには呆れる。自分の手を汚さずデマを拡散した維新県議(兵庫)の極悪非道はもはや暴力団並みで、除名や離党勧告で済ます話ではない。こんな政党が教育無償化何ぞちゃんちゃら可笑しい。それでも全国に党員党友が5万7千人いると云うのだから恐れい入る。
さてここからが本題、自民党員が前年から6万3千人減った由。その前年が3万4千の減だからこの2年間に10万人も減らしたことになる。つまりは岸田から石破への時期に当たるが、石破は地方に人気があったのでは? それにしてもかって党員5百万人超の時代があったとは信じられない。

異様で異常な施政方針演説

トランプの施政方針演説は約100分に及び自画自賛に終始したが、後ろに並ぶ副大統領バンスや下院議長ジョンソンらは起立と拍手の回数が100回を超える異様な光景(1分に1回以上のペースで立っては座ってを繰り返したことになる)を晒した。トランプの演説が嘘や勘違いで多いにも関わらず議場は「USA」コールで応える異様さ。米国人口3億4千万人、この半分としても1億7千万人がトランプのポチ犬に成り下がってしまったのだ。これぞ民主主義の終わりを見たような光景に背筋が凍る思い。

車もらい事故 その後

自動車保険はネットで簡単に入れることから損保ジャパン(旧セゾン保険)の「大人の自動車保険」に加入している。例のビッグモーター事件でその経営姿勢が問題になったところだが、やっぱりそうだった。対応は遅いし担当者(女性)の説明もうまくない。まず今度のもらい事故の相手がレンターカー会社で質(タチ)が悪かったせいもあるが、事故の相手方が「非は完全に自分にあります」と云っていたにも関わらず8対2で当方に負担を求めてきた。これに当方の保険会社はほとんど言いなり状態。そこで小生「10対ゼロで先方に責任があると確信しているが一歩譲って9対1なら認める。これ以上なら出るところに出る」と強硬に申し入れ。せいぜい負担2万円程度の些細なコトだが筋はしっかりと通しておきたい。結局、9対1で収めたいとの意向が先方から入ってきた。今回の一件の教訓は、ネットで申し込める手軽な自動車保険はそれなりに問題がある、あった…

やっと春

9日辺りから本格的な春の予報。タイヤ交換も終えたし準備は万端。