北方領土 復習

カムチャッカ海底地震M8.7で日本列島全体が津波注意報・警報で緊張した。気になるのはやっぱり北方領土問題だ。
大雑把ながら復習すると、江戸末期、樺太は日露の共同統治だった。明治8年「樺太千島交換条約」で日本は樺太の統治権を放棄する換わりに択捉以北の千島列島(18島)を日本領有とした。日露戦争で勝った日本は1905年「ポーツマス条約」で樺太の南半分が日本領となった。しかし太平洋戦争終戦宣言を受諾した後にロシアは北方4島を占拠、1951年サンフランシスコ平和条約で日本は樺太の南側と千島列島を放棄(但し北方4島は元々が日本の領土との認識)した。しかしロシアはこの条約に署名していないことに加えて、そもそも北方4島は千島列島に含まれないのでロシアによる不法占拠状態と云うことだ。

鳴かないセミと虫の声

ことし初めて枝に止まるセミ1匹を見たが全く鳴かない。地温が18〜23度に達すると「羽化」が始まると云うが、今年は空梅雨のうえに一気に気温が上がって羽化のタイミングを逃したのだろうか。「熱い」と感じる地面の下ではそれは大変だと思う。一方で今朝早くめぐみの散歩で虫の声を聞いた。わが輩は青息吐息なのにその生命力は凄いナ。因みに「青 “色” 吐息」は間違いで高橋真梨子「桃色吐息」が誤用を広めたようだ。

核爆弾を “よし” とする米国人

米国調査会社は「米国が広島と長崎に原爆を投下したことの是非」を今年6月、18歳以上5千人の米国人を対象にした調査結果を発表した。2015年の同様の調査と比較すると・・・
2015年 「正当」56%「不当」34%
2025年 「正当」35%「不当」31%
まだまだ多くの米国人が核使用を「よし」とする実態が見える。特に共和党支持層の51%は肯定的だった。(民主党支持層は23%)また年齢別では65歳以上で48%、18〜29歳は27%だった。
戦後80年経っても歴史の過ちを払拭できない実態が明らかになった上に、日米関係の底に流れる不信感はいっこうに晴れてはいない。トランプ、プーチン、習近平、それに卑怯小心者の石破など、危険なエセ政治家達が拠って集って人類破滅へのミスリードをしている。

保健局を名乗る迷惑電話

最近、各地で「保健局」を名乗る不審電話が横行しているようだが、ついにわが家にも掛かってきた。着信拒否にしても巧に番号をすり抜ける。この炎暑でイライラの中、ホントに許せない大迷惑。

「恐竜学部」順調に発展…

福井県立大学の「恐竜学部」は今年4月に新設され順調に発展しているようだ。応募倍率は試験日の違いで前期(3教科の学力試験で記述式が多い)は7.3倍、後期(総合問題と小論文)は27.3倍。1期生は北海道から沖縄出身者まで34名が入学した。1学年は一般教養で2年生から本格的に専門知識を学ぶ。3年生からは恐竜や生命の進化の過程などを学ぶ「恐竜・古生物コース」と、恐竜時代の地球の環境や地層について学ぶ「地質古環境コース」に分かれ、より高度な専門知識や技術を身につけるプログラムだと云う。何を教えるのか分からない大学が多い中で、恐竜研究を通じて古代の地球環境や未知の地球を学ぶ行程はロマンがあって楽しそうで魅力を感じる。わが街の新潟産大や工科大は大いに学んで欲しいナ。

令和の大干ばつ !!

ウェザーニュース、今年の台風発生は23個程度でこのうち11個ほどは日本に接近すると予想。ただ平年より日本近海で発生するため、台風が発生してから日本に接近するまでの時間が短くなると云う。この猛暑酷暑と異常少雨はもはや「令和の干ばつ」と云っていい。沿岸の海水温が高いことに一因あると云うから、海を搔き交ぜて海水温を下げてくれる台風はむしろ早く来て雨を降らせて欲しい。やっと8月6日に雨マークが付いたがホント? 毎日観るMLB大谷さんのロサンゼルスは最高気温26度、湿度45%…..羨ましい。

さだまさし の憂い

産経Webコラムに時々、さだまさしが寄稿するが今度の内容はとてもいい。その趣意は・・・
①多党選挙のアジテートはロックスターがライブで客を煽るのと同じ。よく聞けば論理は破綻している。
②SNS選挙は発信と受信する側双方に問題あり。日本人の外面の良さと底意地の悪さがハッキリ見える。詐欺集団もSNSをよく使う。
③日本の教育で一番ダメなところ、大学は立派でも人間性は誠に程度が低いという教師が多いこと。
④怪しい人物はとかくお金をひけらかす。これに若者は飛びつきやすい。バラマキ政治は国も国民もダメにする。
⑤我々は一人でどうにもならないことを政治に託す。国として一番大事なことは「外交」「安全保障」そして「教育」だ。この政治の要に気づかない政党に我が国の未来など任せられない。年齢を重ねれば重ねるほどこの国の将来を憂えるからだ。老生がこれに付け加えるなら、菅⇒岸田⇒石破の三人ともに天皇陛下が来られても席も立たず座ったままで会釈するでもない。日本人たる所作と矜持に欠けること。誠に許し難い。

血圧目標 改訂

何を ”いまさら” だが、75歳以上も血圧目標を血圧の下げ過ぎによる転倒リスクなどから目標値が高めに設定されていたが、これまでより10引き下げ、上130、下80未満に抑える新たな治療指針が示された。
老生、①アジルサルタンOD錠20mg(α遮断系) ②アムロジピン錠5mg(カルシウム拮抗系)の2種を長らく処方して貰っているが、昨日の朝は上が95、下が61で少し下がり過ぎる。こういう時は大抵、気分が悪く気力が湧いてこない。肝臓のせいで血液の押し出しが弱くなっているから降圧剤が合わなくなってきたかも知れない。しばらくは血圧を記録して主治医に相談してみるか・・・

祭りのあとの・・・

柏崎大花火、土曜日だったので例年より多く20万弱の観客を集めたと。確かに昼頃から県外車が急に増えたようで、駐車場が少ないからスーパーに留め置いた県外者も多くいたらしい。花火が終わると、当地はもう秋の気分だが、連日の猛暑酷暑はまだまだ続く・・・

異常猛暑は「海の異変」のサイン

この7月の「スーパー猛暑」最大の原因は海水温が異常に高い「海洋熱波」だと云う。特に三陸海岸沖では平年から6度も上がって、世界中でもダントツに異常高温になっている由。海水温は簡単には変わらないから、北海道の40度、日本海側の37度超えはまだまだ続きそうだ。
極端な水不足で県内あちこちの水田は乾ききってひび割れが起きている。また上越市では水道で使われる正善寺ダムが貯水率15%で、このままだと8月早々から断水すると云う。当地は幸い治水が効いて飲料水、水田とも心配はなさそうだが、自慢のほかより6度冷たい水道(東京27度、新潟市26度、当市は20度の水道水温度)はすっかり生温かくなった。動けない庭木はホントに可哀想で控えめながら水やりをしているが、値上げした水道料金も気になる。