筑波学長 永田恭介 氏

永田氏といえばほぼ独断的に秋篠宮家悠仁さんを受け入れた張本人で何かと物議ある吾人のようだが、学術会議に絡む法案について国会で至極真っ当な発言をした。
氏は「国から独立した特殊法人と言うなら運営費を国からの支援に頼る姿は尋常ではない。(毎年血税から12億円)諸外国のアカデミーは自前で財源を確保するのが当たり前になっている。また首相が任命する “監事” に懸念や反発をしているが、つまりは学術会議が選んだ監事なら(会議側が)自由に操れるという意味にも聞こえる。そもそもが監事とは学術会議の活動が適正に行われているかを監視する人であり、国側でも会議側でもあってはならない」・・・ここまでは大変結構だが 何か計算があるような気がしてならない。
一方で、悠仁さんが通う学内は自由で闊達な “学び舎” どころではなく「まるで監視社会」と学生と近隣住民は不満を募らせているとか。それもこれも秋篠宮と紀子+学長永田の独断専行にほかならない。

新ローマ教皇

全くの他人事ながら、新しいローマ教皇のニュースはついつい見入ってしまう。この時期、時代に米国出身者を選んだバチカンにも驚いた。まさかトランプの悪ふざけが効いたとは思えないが、さっそく悪たれは「なんという感激なんという栄誉だ。お会いするのが楽しみだ…」と大喜び。ただ米国民の中には「大統領が憎悪と分断のメッセージを送っている中で、米人の新教皇がトランプのなだめ役になって欲しいとの願いが込められているのでは….」と自省の声もある。そう新教皇さま、トランプを黙らせてください。そしたら世界も米国も救われる !!

かかし座 倒産

国内で唯一の影絵劇団「かかし座」が倒産した。負債は3億円。その昔、招致交渉で事務所に伺ったことがあるのでやっぱりショック。劇場公演もあるがメインは全国の幼稚園、保育園を巡る良心的な劇団で、得意とする手影絵では国際賞も受賞していた。民間事業とはいえ、中国には途上国の開発支援と称してちゅうちょなく何千億円も出しているほんのちょっとを回すだけで助かるのに….政府のやることなすこと分からない。

日本の国柄は「神道」と「天皇」

初詣は神社に参拝するも葬式を神道式でというのは極めて少ない。その理由の一つが、教義や経典がない奔放な民族宗教の割にはマナーやルールは結構うるさい。それに太陽を象徴とする神道は「闇」を恐れ死を忌み嫌う。一方、仏教の死は輪廻転生だったり極楽浄土への旅立ちと捉えて明るさがある。葬式仏教と云われる所以だが、日本人は四十九日でホトケとなり三十三年でカミになると云い、仏と神、神仏習合が自然に違和感なく日常の中にある。
ところで先の自民党総裁選で高市早苗はただひとり「総理になっても靖国神社に参拝する。素晴らしい歴史と文化と国土を守ってこられた英霊達の思いに感謝して未来の子ども達に残していく責任がある」と力強く述べていた。日本の国柄はこの「神道」と、それを司る「天皇」にある。いま「夫婦別姓」の議論で二分しているが、日本の日本国たる「家制度」を云々することに他ならない。が、それに気づかない議員さえいる。高市は「女系天皇以外は一代限りの女性天皇も賛成」と。これまた老生の望むところだ。何とか「愛子天皇」を実現して欲しいナ。

カナメモチ

主木「カナメモチ」の新葉が赤く色づいた。中心にはあるが冬囲いをしないので毎年、枝が折れて樹形が変わる。可哀想だがもう面倒みきれない。

トランプが真似る悪ガキ先輩

読売Webにタイムリーな一文「トランプ大統領にそっくり 100年前の ”アメリカファースト” 」が載った。
アメリカファーストを掲げて外国をディールに引き込んだ大統領はトランプ大統領が初めてではない。1920年グローバリズムより自身の暮らしの方が大切だと考える有権者の気持ちをガッチリつかんで第29代大統領になったウォレン・ハーディング(共和党)だ。就任早々から国際連盟に加盟しないと明言。移民割当法を成立させて米国への移民を制限。緊急関税法で小麦やトウモロコシ、肉などに高率の関税をかけて農家を保護。さらに工業製品にも平均関税率を約38%に引き上げた。この時代、第一次大戦後の好況「狂騒の時代」に酔いしれ一時的に米国経済は強くなったとの自信を深めた米国民だが、対抗した英仏など欧州諸国は報復関税を発動。世界貿易は3年間で3分の1に縮小した。そして1929年10月「暗黒の日曜日」のNY株価暴落から一挙に世界恐慌に突入した。歴史に照らせば「トランプ関税」は失敗に終わる。それにしてもハーディングとトランプ、顔までそっくり。

「国民情緒法」

見るともなく見てしまう韓国歴史ドラマはどれも似たり寄ったり。権謀術数、裏切りやイジメ、拷問で傷だらけになりながら最後はハッピーエンド。史実なんてあったもんじゃない。むしろ創作された人物や筋書きが好まれ、そしてここぞと云う場面ではトロット(韓国歌)が流れる。その韓国民が「日本の歴史認識」には猛烈に拘るのだからおかしな話だが…..
さて韓国大統領選挙はまるで歴史ドラマさながらの様相だ。これまで反日闘士で人気を得た李在明(イ・ジェミョン)に最高裁は「有罪が相当」との判断を示し高裁に差し戻した。だがそこは韓国民、裁判所のイジメだと支持者は結束する。法律よりも国民感情が優先される、これを「国民情緒法」と云うのだそうな。それにしてもホワイト国やスワップ協定を早々に復活させてた岸田&石破政権の間違いだらけの外交、日本は歴史から何も学んでいない。

黄から紫へ

5月の花が咲き出した。わが家にはないが近所の藤棚が見事。ナデシコは狂い咲いた。

酢の物

インターチェンジ近く「ピアレマート」には当市でただ1店、調理済みの「ずいき」をパックで売っている。多分、魚沼から福島につながる国道252沿いは奥が深く、田舎からの年寄り顧客が多いせいだろうと思う。わが輩も、歳と共に「酢の物」が無性に食べたくなる時があってこのパックを買って来る。そうわが家のスイ婆さん(1987年没)の大好物は自製のずいきで、子供には酢味が強すぎてよくぞこんなモノをと思ったもんだ。
先日は「キュウリもみ」が食べたくなって慣れないスライサーを持ち出したが、案の定、手元が狂って親指を結構深く切る不手際。持病のせいで血小板が減っているのでなかなか血が止まらずおまけにかなり痛い思いをしたばかり。食い意地が張った罰だ !!

ひょっとして卑弥呼おばさんの犬?

犬が絡むのニュースにはどうしても目がいってしまう。纒向遺跡から2015年に出土したイヌの全身骨格から当時の復元模型が完成した由。体高48cm、体長58cm、柴犬よりは一回り大きい紀州犬に似ているようだ。纒向遺跡は古墳時代前期で200〜400年頃に造られた前方後円墳。一説には卑弥呼の墓とも云われているから、ひょっとしたら卑弥呼おばさんがなでた犬かも知れないと。これより200年ほど上った聖徳太子は「雪丸」という愛犬を可愛がっていた話はよく知られている。なんにしても古代史ミステリーはロマンを掻き立てる。わが「めぐる」君は纒向の近く、奈良桜井市で生まれた高貴なお方でした。