佐々木朗希

日本のマスコミはほとんど書かないが、あちらでは大争奪戦の揚げ句にドジャースに入団した佐々木朗希の故障について大きく厳しく報じている。専門家の見立ては「身体が出来ておらず関節や骨、腱などが柔らかいままながら、脚を極端に上げて腕は伸びたままの投球フォームでは不安定かつ腕ヒジへの負担から怪我のリスクは大きい。しかも日本球界では甘やかされ放題でメンタルが鍛えられていないこともある。先発登板するたびに4~5イニングで降板し、四球も多くて三振も奪えない状態では今季の復帰さえ危うい」と手厳しい。
獲得競争で面談もされなかったフィラデルフィア・フィリーズに至っては「門前払いされたがかえって良かった」と喜んでいるとか。何にしてもこの汚名を晴らすのは本人の努力以外にない。

鬼門の農水大臣

歴代農水相は2000年以降33人のうち10人が引責辞任「鬼門ポスト」と云われている。その大臣にカネ問題や失言が多いのは業界団体も農水省自体も補助金にどっぷりつかる甘い体質にあり、頂く大臣とて同類が就きやすい。江藤辞任と一緒に石破も辞めてくれたらよかったのに !!
さて小泉進次郎、「米って田んぼでできるんですよ。知ってました?」とか「米不足ということは家に米がないということなんです」とか「今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけないと思っています」など意味不明の同語反復は「進次郎構文」と云われる。小泉は政策の前に言葉が踊る政治家の典型。問題だらけの農水大臣ポスト、凶と出るか吉と出るか?

鳩の争い

手前の鳩は自分の縄張りだと思っているから他は威嚇して寄せつけない。鳩が平和のシンボルなんてまるでウソ。左の大きめが常連で右は小さめのイジメられっ子。あと夫婦モノも来るけど相当なかかあ天下。鳩の世も厳しい。

石破茂 大失言

石破茂は参議院予算委員会で「金利がある世界の恐ろしさをよく認識をする必要があり、日本の財政状況は間違いなくギリシャよりもよろしくない状況だ」と答弁した。もちろん外交上、ギリシャにも失礼だし現在のギリシャは “ユーロ建て” いったいいつの話を持ち出したのか。そもそもが国債市場に影響が出るようなこんな発言を国のトップが絶対にするべきではない。「コメは買ったことがない」レベルの発言ではなく、国家を揺るがす国賊的失言で直ちに辞任すべきだ。それにしても国会やマスコミの糾弾は遅いし甘い。

何処も危険はつきまとう

メキシコ湾からの暖かく湿った空気とロッキー山脈やカナダからの冷たく乾いた空気がぶつかる米中央部、テキサス州、オクラホマ州、カンザス州、ネブラスカ州などはトルネード・アレイ(竜巻回廊)と呼ばれて年間1,000件を超える竜巻が発生する。しかし昨今は東に拡がり、数日前はケンタッキーなどで20数名が亡くなった。米国は意外にもトレーラーハウスの生活者が多く被害が広がりやすい。東日本大震災の1ヶ月後に連続で発生した大竜巻では350人以上の死者を出す大惨事が起きている。先月はロシアと中国の人工衛星が日本に落下する可能性もあった。逃げようのない危険は何処までもつきまとう。

メルケル自伝は酷評

政治家が一線を引いたあとは大方が自伝や回顧録を出す。しかしそのほとんどは自身の施策の正当化だから鵜呑みにはしないし出来ない。まさにその典型、一時は「世界一の宰相」とか「ドイツ繁栄の母」とか謳われたアンゲラ メルケルの回顧録は自己満足伝などと酷評されている。
結局、メルケルのロシア融和策はウクライナへの全面侵攻につながったうえに現在のドイツエネルギー価格の高騰を招いた。また中国寄り政策でひとり金儲けに走った結果、中国の拡張主義を進めたばかりか国内産業の弱体化が早まり、EUさえも冷たい視線を浴びせる。何にしてもメルケル16年の罪は国内経済の低迷だけでなく不安定な政治体制を招き世界の信用を貶めたことだ。
ひところ「日本はドイツに学べ」が政財界の合い言葉だったが、いまや「ドイツの失敗に学べ」に変わった。

外国人の免許証切替が甘すぎる

中国人の当て逃げや白タク、ペルー人の逆走など外国人の道交法違反と事故が急増している。理由は明確。外国で取得した運転免許を日本のものに切り替える「外免切替」の手続きがあまりに簡単だからだ。滞在中の住所はホテルでもOK、筆記も「赤信号で左右に車がいなければ直進してよい」など簡単過ぎるのだ。とにかく中国に甘い日本政府と官公庁で、事件事故はまだまだ増えるだろう。

あずきバー

発売から50年を超えて年間3.3億本を売る井村屋「あづきバー」あの堅さも売りの一つだが、発売50周年を記念して昔ながらの柔らか目で塩分3割カットの記念商品を売り出した。水あめと砂糖を北海道産あずきを使った誠実な製法と昨今の健康食品ブームから小豆のポリフェノールが血糖値や血圧、コレステロール、中性脂肪を抑える効果から海外でも大受けのようだ。
芭蕉が唱えた「時代を超えて変わらないものと、時代とともに変化するものの両面を大切にする “不易流行” 」を社是とする「井村屋グループ」に注目したい。ロゴは「 i 」をヒトに見立て、母と子の絆を著すそうな !!

大の里 頑張れ !!

普段、大相撲はほとんど見ないが、中高と糸魚川の県立海洋高校の道場で寮生活をおくった「大の里」だけは気になる。特に今場所は横綱昇進が問われる大事な場所だから夕方6時前にはテレビの前で応援している。今日まで8勝全勝はお見事。頑張れ  !!

防相中谷 遺体をモノとは・・・

この親中派の防衛大臣が普段、部下をどう思っているのかが分かる失言をした。愛知で池に墜落した自衛隊練習機事故で「搭乗員とみられる体の一部が発見されたことで会見をした際「搭乗員らしき “もの” を発見し収容した」と発言。隊員を「もの」とは何たる不遜。その上に小牧基地を小松基地と云ったり、基本も備わっていない。言葉の端々から人間性や本音がにじみ出てくるもの。そして政治家の言葉は誰より何より重いはずだ。国民の命と国土を守る防衛大臣として全くの不適格者だ。
石破茂、岩屋毅、中谷元、いずれも「日朝国交正常化推進議員連」だが、この駄目トリオが漢字3文字であることにいま気が付いた。