東日本大震災は確率7%だった。この度、政府の地震調査委員会は「南海トラフ」の30年以内の確率を「60〜90%」と「20〜50%」ふたつの発生確率を出した。前者は室戸港の地殻変動のデータから割り出し、後者は地震が発生した平均的な間隔のみを用いて計算したものだと云うが、実に分かり難い。さらに「Sランク=3%以上」「Aランク=0.1〜3%」「Zランク=0.1%未満」「Xランク=不明」などの表記もあるが、これまたよく分からない。どうせ不確かなら5段階表記でどうだ。例えば・・・
1 : 全く心配することはない
2 : やや発生の可能性が出てきた。注意せよ
3 : 発生は五分五分。十分注意せよ
4 : 発生する確率が高くなった。避難の手順を確認せよ
5 : 確実に発生する。いつでも避難行動が出来るように
竜巻の強さを表す「藤田スケール」は世界中で用いられている。地震の発生確率も頭のいい何方が考案して世界に広めたらいいのに・・・
9月 29
2025
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