都知事選の完敗を「蓋が開くまで大敗を予想出来なかった蓮舫と周辺の狂った認識こそが大惨敗の原因だ。そもそもなぜ自分に勝機があると思ったのか、この読み違いにすべてが帰結する」と産経は書いたが「共産党と組んだ戦略の致命的な誤り」「自民裏金問題に固執し国政を都政に持ち込んだ誤り」の二点は私でさえ分かる。もう一つは蓮舫のつくり笑いの裏にヒステリックで青筋を立てて持論を展開するコワイ姿があることを皆が承知しているからだと思う。
「2番では駄目なんですか?」そうです2番ではダメなんですが、2番にもなれなかった。
産経の地域別得票率分布図にある通り、蓮舫が強いはずの人口集中地域(無党派層の多い地域)で見事に完敗している。これでは立民議員が大慌てするはずだ !!
2024
2番ではダメなんです !!
2024
2024
「おやき」
地元の人に美味しいお店を聞き込み、アポなしで突撃する「バナナマンのせっかくグルメ」6月末は長野市の定番「老舗蕎麦店」と昨年完成した「おやきファーム」が紹介されていた。
「おやき」の原形は縄文遺跡からも発見されているから長野県民には歴史と文化の詰まったソウルフードなんだろうな。試しにネット注文をしたら1ヶ月待ちとのこと・・・
おやきで思い出すのは、30年近く前、発電所広報に着任された平林某氏の実家が安曇野で、会うたびに「帰りたい」が口癖だった。某氏は50歳を前にしてすい臓ガンで亡くなられた。後日、ご自宅にお参りに伺い、帰り際に自家製の「おやき」を頂いた。おやきを見るたびに柔和な某氏の面影と中に詰まった野沢菜の味を思い出す。
2024
安倍元総理の志を継承する集いで・・・
河野元統合幕僚長は2017年北朝鮮有事の可能性を披露した。当時、金正恩は米国まで届くミサイル試験を繰り返し「我々はいつでもアメリカと日本を攻撃する体制にある」と威嚇行動をしていた。
河野氏によると米国は金氏個人を狙った斬首作戦や北朝鮮を消す核兵器使用まであらゆる攻撃を検討していて、米高官の態度からその可能性は70%はあると直感し、40年の自衛隊生活で一番緊張したと云う。
当時、第4次安倍内閣はモリカケ問題で野党やマスコミの激しい非難に晒されていたが、秋に衆院解散総選挙に打って出た。新聞はモリカケ隠しと報じたが、実は衆院議員の任期は同年12月、このタイミングを逃すと北朝鮮有事の最中に衆院選を強行しなければならなくなるからだった。また安倍首相は「金正恩はすごく臆病だから自分からは絶対に先制攻撃はしない」とトランプにも説明していたと云う。最後に河野氏は「ことほど左様に安倍首相は大事を決断出来る稀有なリーダーだった」と締め括った。さて岸田さん、このエピソードを何と聞く?
2024
勝田Pがご存命で社長なら日テレはここまで堕ちない
大谷翔平さんの個人情報に触れる逸脱取材で「出禁」となった日本テレビ。なのに「24時間テレビ」では心臓移植しかないと宣告された川崎翔平ちゃんに “翔平” 繋がりで大谷翔平さんと対面するドキュメントを企画。しかし翔平さんの怒りは収まらず中止に。そもそもが名前の繋がりだけで日本の宝者を引っ張り出すなど余りに安易が過ぎる。
「24時間テレビ」や「11PM」を立ち上げたのは勝田建プロデューサーだ。十日町雪まつりで人気の「11PM」に来て貰ったとき一度お会いした。新潟招致で某かの制作費を捻出しなければならず番組内で紹介することを条件に地元の物産会社から協賛金を仰いだ。スタッフ合同会議の席上、地元の是非ネタを発表するに及んで生意気盛りの担当Dから「11PMはそんな番組じゃない」と罵声が飛んだ。しかしこのやり取りを聴いていた勝田Pは「そういう話しを面白く演出するのがディレクターの仕事だろう」と一喝。この1年後、勝田さんは肝臓ガンで亡くなられた。ゆったりと静かに全体を見渡していた姿が忘れられない。小生の肝硬変、私が勝手に尊敬する大先輩に少しでも近づけるならそれもいい。
2024
2024
ドイツリスク
カメラ市場をけん引してきた日本のデジタルコンパクトカメラ。しかしスマホに高画質カメラが載って世界は一変。デジカメの出荷台数はピーク時の約7%、出荷金額も22.5%ほどに落ち込んだ。但し高級一眼レフカメラは一定の需要を保っている。最新鋭機ライカSL3は120万円ながらその場の空気まで写すと云われてプロ・セミプロの垂涎機だ。
このライカの戦略は如何にもドイツ的だ。日本の各メーカーは簡単に中国など海外生産に切り替えたが、ライカはあくまで自社生産に拘り、人件費高騰は価格転嫁でカバーするなど価格より性能重視、販売数より確実に安定維持を狙う。
而してドイツに見習うべきことは多いが、何故かドイツ人は嫌われる。EU圏一人勝ちへの嫉妬と共に、自国の利だけを狙って、特にライバル国日本の失敗を喜ぶ風潮は韓国と同じだ。且つロシアや中国に接近する政治姿勢が日米英などから信用を得られない要因の一つだ。間もなく三好範英著「ドイツリスク」中古本が届く。果たして溜飲を下げられるか・・・
2024
2024
中国は義和団の乱 前夜の様相
中国蘇州市で日本人が狙われる傷害事件が続けて起きた。命に関わる重大事件だが中国政府は ”遺憾” とは表明したもの、犯行をとがめたり非難したりすることは一切なく、被害者に対するお見舞いの言葉も全くない。この中国政府の生温い対応を見てか、ネット上では「お見事よくやってくれた!」「やった人は漢族の英雄だ!」「日本人に告ぐ、中国にはお前らに安全な場所は一つもない」などと日本人に対する極端な憎しみの言葉が並んだ。日本のマスコミは事件発生は報じたもの、政府の怠慢な対応を非難する記事は全く見当たらない。(石平氏のコラムのみ)
今から124年前、清国政府は爆発寸前の民衆の不満を逸らすために暴力的な排外主義「義和団運動」を奨励した。そして1900年外国人宣教師やビジネスマンなどに対する無差別大量殺害「義和団の乱」が勃発。いままさしく習近平中国は「第二義和団の乱前夜」のような極めて危険な状態にある。日本の政府、マスコミ、国民、こぞって危機意識皆無 !!
2024
白馬村道路沿いの路線価格 全国1位
目ざとい海外投資資本の問題。各地の観光地周辺の路線価格が異常に高騰している。白馬村スキー場に通じる村道は上昇率32.1%で全国1位になった。白馬村は東京や京都から近い上に良質な雪を楽しめるスキーリゾートとして再評価が進み、スキー客の約5割を外国人が占める。これを当て込んで、米国、中国、シンガポールなどの外資系ホテルが進出、円安によるインバウンドもあってリゾート開発が乱発の状態だと云う。北海道ニセコ周辺では不当な乱開発が放置され、その甘い町や村の姿勢に批判が高まる事例もある。行政の怠慢で日本国土が海外投資に晒されることは何としても避けたい。もちろん島や水利権や基地周辺が買い占められるような国土の保全に自治体の怠慢不見識は云うに及ばない。(写真は白馬を一望するテラス)