デブリの試験的取り出し

東電福島第一2号機デブリの試験的取り出しが始まった。3週間前、単純な確認ミスで中止になった。こんな大事な工程を東電社員は立会ゼロ、外部業者任せで進めようとしていた。考えられない無責任体質だ。そもそもがなぜ核燃料溶融と建屋水素爆発が起きたかは云うまでもなく事故時に海水注入がためらって2〜3時間遅れたからだ。現場の所長吉田の必死な訴えにも本社にいた本部長常務の武藤と官邸にいた副社長武黒は最後まで承知しなかった。もし速やかに海水が注がれ炉心冷却が行われていたら880トンものデブリ(核燃料と炉心の金属やコンクリートが混ざった状態)が溶けて堕ちることはなかったと専門家は指摘する。デブリが放つ強烈な放射線を1〜2分浴びれば死に至る。この超危険物を安全に取り出して何万年も保管しなければならない気の遠くなるような作業。果たして東電任せで大丈夫なんだろうか。(米国スリーマイル島原発のメルトダウン事故で残された核燃料130トンとデブリの99%は取り出されたが処分地は未だに決まっていない)

秋雨前線

連日の雨マーク。21日から秋の空気に変わってヒンヤリしそう。

政治家の力量が見えた二つの発言 ②

もう一つは台湾の頼清徳総統が語った「習近平の矛盾」に世界が喝采したことだが、石平さんの一文から得た情報なので産経記事ではない。日本のマスコミのスクープではないのが残念。
9月1日に頼清徳氏は台湾テレビに出演「習近平が台湾併合は領土保全と云うが、それならロシアに割譲したアムール川左岸を取り戻さないのか。ロシアが力尽くで中国から獲った土地ではないか」と。江沢民政権下の中国はロシアと調印した中露善隣友好協力条約によって双方は相手に対する領土要求を持たないと認め、事実上、ロシアに対する領土要求を完全かつ永久に放棄していた。この頼清徳氏の発言は英国のロイター通信やガーディアン、米国のニューズウィークやワシントン・ポストなどの主要紙が取り上げて報道したが中国は沈黙するしかなかった。これぞ国家代表の見識の見本だと思うが・・・石破さん、小泉さん、如何?

政治家の力量が見えた二つの発言 ①

産経Webに奇しくも政治家の力量が見えた二つの発言が並んだ。長くなりそうなので①②とする。
一つは低調な自民党総裁選での石破と小泉の発言。まず石破は持論の「アジア版NATO創設」を主張したが、憲法の整合性、相手国に武力を派遣できるほど関係が成熟しているのか、などの詳細が全く考えられていないことが露呈、まるで中身のなかった鳩山由紀夫「東アジア共同体構想」の低レベルだった。「防災省」設置も然りでイメージにもならないお粗末だった。小泉に至っては来年のカナダG7サミットにどんな姿勢で臨むのかと問われて「私とトルドー首相は43歳で首相に就くから話しが合う筈。胸襟を開いて外交を語り合いたい」と。43歳がどうしたと云うのだ。父親譲りの低レベル。新潟からは鷲尾英一郎が推薦人に加わったが同類は群れるの典型だ。今日16日付け読売は党員+議員の支持数、1位高石、2位石破、小泉は予想以上に低かった。小泉が完全失速したら流れは一気に高石になって女性初の首相が出る可能性も見えてきた。

進次郎に欺されるな !!

島根県知事丸山達也氏は小泉進次郎元が主張する解雇規制緩和について「企業経営者にとって魅力的なことだろうが、雇用される側からするととんでもないこと。会社側が従業員を今よりも解雇しやすくするということしか意味しない」と痛烈に批判した。さらに「親子2代で郵政と労働の日本をぶっ壊す気だ。雇用を全て非正規化にする労働解約法に抵触する」と声を強めた。まさしく然り。進次郎が突然、解雇規制緩和を言い出したのは経団連など経営側の支持を得るための打算でしかない。誠に卑怯者 !!   このレベルで日本の総理大臣が務まる訳がない。わが新潟県知事も原発再稼働へのゴネ得を止めて、せめて島根県知事くらいの卓見を述べて欲しいもんだ。石破は「女系天皇」を容認するようだし、これまた日本をブッ潰す。

大谷 50 – 50 は確実だがドジャースの優勝は?

大谷翔平50 – 50 達成が見えてきた。”ナ”リーグ西地区トップも大丈夫そうだが投手陣の怪我が続出してスレスレの試合が続いている。1位なら次はディビジョンシリーズ5戦3勝先取でリーグチャンピオンシップシリーズに進み7戦4勝先取で”ナ”ショナルリーグ優勝となる。アメリカンリーグも同様のトーナメント戦でリーグ優勝が決まる。そしていよいよワールドシリーズは両リーグの優勝同士が7戦4勝先取でワールドチャンピオンが決まる。因みにドジャースはワールドシリーズまで進みながらチャンピオンを逃した回数は14回。今の投手陣の戦力では15回目になるやも知れない。そこでか、ロバーツ監督は大谷のワールドシリーズでの登板があるかも知れないと発言をしたが?

くるみ 亡くなる

「くるみ」13歳(英フラットコーテッドレトリバー)が亡くなって、弟がいたく落ち込んでいる。平均寿命8年から10年と云われているから13歳なら長生きの方だと思うが、まるで熊のような大型犬ながら気が小さく弟べったりで尚のことだ。肝臓にガンができたようで、となると老生の先を行った。

「甘草」の副作用

「甘草」は7割の漢方薬に調合される定番中の定番。風邪予防でよく使われる「葛根湯」1包にも1gほど含まれている。身の回りでは入浴剤バスクリンや育毛剤、シワ取り美容液などにも抗炎症作用に期待して混ぜられている。ただ甘草の1日量が2.5gを超えると血圧上昇、むくみ、しびれ、不整脈、食欲不振などの副作用があり注意が必要だ。尿管結石の痛止めに「芍薬甘草湯」を常備しているが、注意書きに「連続使用は要注意」とあり、なるほど上記の由縁があったのだと合点。「漢方薬は副作用は心配なし」は間違いだったのだ。

厚顔無恥の行く末

兵庫県知事斎藤元彦の”パワハラ” “おねだり” に悪びれる様子は全くなく、ドラマに登場する悪代官以上の厚顔無恥。こんな人物を自民や維新はよくぞ推薦したもんだ。県議会は全会一致(自民37+維新21+公明13+立民9+他会派19=86人)で辞職勧告をするそうだがこの悪代官は自ら辞める気はまるでない。その場合は10日以内に議会解散をして県議選が行われる。そして新たな県議会で出席議員の過半数が再び辞職勧告決議をすればようやく失職になる。こんな大バカモノとゴマスリ側近幹部のために血税20億円と二人の命を失ったことになる。ただ不思議なことに兵庫県民の怒りの声が聞こえないのは何故だ? 同類の上越市長中川幹太の不信任案は再選挙が怖い市議会が否決した。市長はもとよりわが身大事な市議は即刻退場だ。

今日も34度

蒸し暑く日中は34度に。新潟秋葉区は全国最高の37.2度を記録した。それでも夕暮れは真っ赤に染まって秋の雲が広がった。あぁもう疲れたナ。