飛鳥時代の木簡 「九九早見表」と判明

藤原京左京七条一坊跡(奈良県橿原市上飛騨町)から2001年に出土した飛鳥時代末期の木簡が当時の役人が使っていた「九九早見表」の一部とみられることが分かった。木簡は縦書きで1行に「九々八十一」と読める。(写真は赤外線写真をトレース)九九を練習したメモ代わりの木簡ではないかと云う。書かれたのは「大宝律令」が制定された701年ころで、勤務管理や古墳工事に九九など数学の知識が必要だったとみられると…..九九は春秋時代(紀元前8~5世紀)の中国で成立していた。日本伝来の時期は不明。

何奴も此奴も ②

支離滅裂、思った通りの自民党総裁選。その昔、小泉純一郎は「自民党をぶっ壊す!」と絶叫したが、息子進次郎は「改革」を56回も連呼して、父と同様「1ワード、1ポリテカル」の稚拙な弁だった。拙速な改革で国民生活や家族の平穏を壊したら、本当に日本は壊れてしまう。一方で幹事長茂木敏充は国金に耳障りのいい「増税ゼロ」を強調した。防衛増税はいろんなプロセスを経て一緒に進めていた筈なのに、実は増税反対論者だったのだ。党内では「明智光秀以上の裏切り者」と大合唱。まあ党員でなくてもこういう朝三暮四、朝令暮改はとても総裁首相の器ではない。

中国女スパイの暗躍

米ニューヨーク州ホークル知事(民主党)の主席補佐官リンダ・サンが中国政府の代理人として活動していた容疑で逮捕起訴された。在任中、中国政府からの指示で台湾要人と知事の面会を阻止したり、知事スピーチから新疆ウイグル問題を削除していたと云うが、もっと重要な機密情報を本国に送っていたに違いない。
日本でも中国女スパイが自民参議松下新平ら国会議員事務所スタッフとして活動していることはよく知れたことで、かっては小泉進次郎にも噂があった。直近では(スパイ活動とは違うようだが)NHK国際中国語番組で「尖閣は中国領土だ」「南京大虐殺を忘れるな」などと20秒間に渡って不適切発言が為されたばかりで国営放送局まで歯牙が伸びていた。まあ簡単に騙される方にも責任はあるが、巧妙に近づく中国人女スパイの暗躍は旧統一協会以上の大問題なのだ。

「他山の石」にして欲しい

かってはバイキングを輩出したノルウェー王国、その王室が揺れている。日本の天皇とは違って途切れ途切れの系統で連続性はない。1990年の憲法改正で性別に拘わらず第1子から順番に王位継承権が与えられる。だからいずれは継承を巡って大問題が起きるだろうと国民がみな恐れていたことが起きた。長女のルイーセ王女が自称霊媒師のアメリカ人男性と結婚したのだ。さすがに王女は王室とは関わらないと宣言したが国民の不安は解消するどころか喧々囂々の非難が続いている。ここはノルウェー王室を「他山の石」にして欲しい。
秋篠宮長男悠仁親王が18歳の成年を迎え、新聞各社は全ページ以上を割いて近況を伝えた。「国民こぞって寿ぎ成長された悠仁親王殿下にお祝いを申し上げたい」と書き、産経は「SNSなどでは秋篠宮家や悠仁殿下に事実無根の中傷が見受けられるのは誠に残念だ。全力でお守りしなければならない」とまで言い切ったが何を以て宮内庁や秋篠宮家の軍門に降ったのだろう。悠仁の無関心、無表情、無分別の性格はよく知れている。とても将来の天皇として崇める気持ちにはなれないのが “国民こぞって” の想いではないのか?

アジア最強の台風

今月初めにフィリピン近海で発生した台風11号は明日未明には中国とベトナム国境辺りに進み、905hPa最大瞬間80m/sのアジア最強の台風になる見込みだと云う。

「国力研究」

国会議員と有識者10人による政策研究会「日本のチカラ研究会」を主宰する高市早苗が監修した「国力研究」が届いた。
冒頭の一節「この数年間で激変する国際情勢を目の当たりにして、私たち日本人が思い知ったこと……。それは国連安全保障理事会の拒否権を持つ大国が「外交」を制し、核兵器を持つ大国が「軍事」を制し、資源を持つ大国が「経済」を制するという国際社会の現実です。そのいずれも持っていないのが、現在の日本です」とあった。この4行あまりの導入文だけでもこの著作の達見が窺い知れる。期待してじっくり読もうと思う。

何奴も此奴も

自民党総裁選に出る石破、河野、小泉、茂木などの主張が新聞に載り出したが、揃ってインチキ発言が多過ぎる。
茂木=防衛費増税はしないと云うがなぜ幹事長の時に云わなかったのか。こういうヤツは全く信用出来ない。
石破=金融所得課税を強化すると云うが、多くの批判が上がると「今すぐの話ではない」とすぐに方向転換。これも信用ならない。
河野=年末調整は廃止して国民すべて確定申告に切り替えると。マイナ保険証の二の舞、無責任極まりない。
小泉=SNS投稿に誤字脱字が多くてとても総裁選に出れるレベルではない。
自民党のトップ選びならどうでもいいが、つまりは日本の首相を選ぶこと。何奴も此奴も問題だらけ !!!!

曲学阿世の徒

正論10月号「折節の記」で著者高山正之氏は書いた。「パリ五輪で負傷しながらも個人銅、団体銀メダルを獲った早田ひながいま行きたい所を問われて放った一言が愛国者を奮い立たせ反日主義者をあぶり出した。ごきぶりホイホイの如くさっそく社会学者古市憲寿が引っ掛かった。古市は特攻があったから今の日本が幸せで平和だと云うのはちょっと違うと思う。むしろ特攻みたいなことをさせない社会にしていく必要があると思うと批判したが、このような若造を古来、曲学阿世の徒(世に受け入れられやすいように真理を曲げること)と云うのだ。知覧特攻平和館は軍国主義を美化している場所では毛頭ない。悪質な印象操作そのものだ。そして案の定、ひな発言に中国&韓国が青筋を立てて反応したのは云うまでもない。この先、国際試合で早田が出場する度に中国人や韓国人から心ないブーイングが飛ぶことだろうが、負けるな、ひな !!   彼女を守ることが日本の名誉を守ることになる」と。続けて「もし卓球が満足に出来なくなったら政治や行政の勉強をして総理大臣を目指せ。今の政治家よりは彼女は大化けするかも知れない」と結んだ。けだしガッテンです。

習近平 周辺が何かおかしい?

中国共産党幹部が毎年夏に避暑地に集まり「北戴河会議」を開くことはよく知られたことだが、今年はちょっと様子が違うと石平さんは云う。
会議を主宰した首相李強が人民日報に会議の概要を寄稿するのだが、これまでは “習近平” や “習近平思想” などの言葉が踊っていたが今回はいっさいない。 “党” とか “党中央” などの言葉に換わっていると云うのだ。李強といえば習近平の一の子分で、首相職は名ばかりのイエスマン。しかし習近平離れが明らかに見て取れると。もう一人、これまた習の側近中の側近、蔡奇からも習近平の名前は全く出てこない。石平さんは「北戴河会議の詳細は知るよしもないが、何かの異変が起きたことは間違いなさそうだ」と。ただこういう話はいつもぬか喜びで終わる。

櫻井市長 3選出馬を表明

柏崎市長選が11月10日告示、17日投開票で予定されている。これに現職桜井雅浩氏が3選を目指して無所属で立候補すると表明した。氏は原発1〜5号機の1基以上の廃炉計画と6、7号機の使用済み核燃料貯蔵率を80%以下にする条件付きで再稼働を認めている。また市民生活に直結する総合医療センターの経営危機にどう対応するのか新たな問題も浮上している。これまで以上に実行力指導力が求められる中で反対派がどのような対立候補を立てるのか見物だ。
櫻井の肝いりで進める再生可能エネルギー(太陽光発電)事業、表向きは住友電工などが名を連ねるがパネル自体は悪名高い中国製だろう。しかもこれに触発されて、市内在住の中国人が松波に大規模な太陽光発電を計画している。あの手この手で日本の中国化を進める不明朗な事業に、市と市長は絶対に加担することがあってはならない。