皇居宮殿の「波の間」は海外の要人などごく限られた人が入れるエリアだが、ここに縦3.8m横14.5mの東山魁夷作「朝明けの潮」の大壁画が飾られている。魁夷は制作にあたり全体のバランスや色具合を確認するために原寸大の習作を描いたが、あまりの大きさに長い間、捲かれたまま倉庫に保管されていた。美術館はこの習作の補修と額入れ作業を2年掛かりで進めてきてこの度ようやく完成。来年秋は開館35周年を迎えるので一般公開をすると発表した。習作であっても公開は56年振りと云う。宮殿の写真では海の青さや波の形が際だっている。やっぱり本作本物が観たいナ !!
2024
2024
2024
2024
「ドカベン入浴法」
入浴中の事故死は年間1万9000人、65歳以上では交通事故死の2倍という。中山美穂さんの溺死で、にわかに「ドカベン入浴法」が注目されている…..
主人公の妹が浴槽にザブンと入ったのを見て「そんな入り方は心臓によくないよ」と注意。続けて「まず足にお湯を掛けてから浴槽に入り1〜2分は立ったままでいると全身に温かい血液が行き渡る。その後でゆっくり肩まで浸かれば温度差によるショックは起きない」と教える場面があるのだ。確かに理にかなっている。逆に42度以上の湯に10分以上入浴すると体温が38度近くまで上昇し熱中症で気を失うこともある。老生、習慣で朝風呂を続けているが、これも特に冬場はまずいんだろうな !!
2024
「石破君 君は信用ならん」
石破茂とその内閣は不信感が募るだけだが、トランプの2期目は意外にも周到に計算が尽くされていて期待感が少し湧いてきた。まず「会いたい、会いたい」と懇願する石破を無視して盟友安倍晋三の妻昭恵さんを私邸に招待、歓待した。言外に「石破君、君は信用ならん」とのメッセージなのだ。それは当初、駐日大使には石破が唯一知る人物(ハドソン研究所のワインスタイン氏)が取り沙汰されていたが、ここにきて前ポルトガル大使ジョージ・グラス氏に切り替えたことで分かる。トランプは中国にコソコソすり寄る石破茂とその一派を監視牽制する仕事を委ねたのだ。現に習近平は過去の軍機による領空侵犯事件について弁明したり日本人に対する短期入国ビザの免除を発表したり、大急ぎで日本接近を図って石破、岩屋、中谷の籠絡を始めた。中国企業(500ドットコム)から違法献金疑惑のある外相岩屋はこの甘い誘いにホイホイ乗って年内に訪中すると云う。これをトランプが黙って見過ごす筈がない。いずれは日本に過大な後始末を要求してくる。まさしく国益を損ねる売国奴グループが石破茂内閣なのだ。
2024
島田洋一氏の質問書
島田洋一氏、国際政治学者にしてこの度の衆院選で日本保守党から出馬、河村たかし氏らと国会議員となった。その手始めで「日本学術会議への税金投入の是非」を石破政権に質した由。誠に当を得た動きだと思う。
「日本学術会議」はいまさらでなく、人文・社会科学から生命科学、理学・工学にわたる全分野の科学者210名と約2,000名の連携会員で構成する。しかし10億円の税金が投入されているにも関わらず、国防に掛かる民間の研究や開発を禁止しながら一方で中国の大学とは共同研究を推奨するなど、売国的内規がある。
「口は出すな、金はよこせ」と言い続けるこんな虫のいい話はどこにある。宿題はしないが小遣いはよこせ」と云う小学生と同じレベルだ。ならばこうしょう。学術会議の独立性を尊重し会員構成や研究テーマ等に政府はいっさい関与しないが税金投入もしない。替わりに日本政府は新たに「日本防衛安全保障研究所」なる機関を設けて防衛軍事の研究開発をしたらいい。英国「王立防衛安全保障研究所」のような素晴らし手本がある。石破さん、アジア版NATOより遙かに現実性実効性はあると思うが、どうだ?
2024
2024
2024
2024
日本とスウェーデンの違い
読売新聞に「ヨミドクター」という医療 健康 介護に関する不定期のコラムがある。先月末に載った「日本とこんなに違うスウェーデンの高齢者医療」は大いに意を強くした。以下その抜粋……
日本では超高齢者であっても早期発見と早期治療が重視される。本人が「もう歳だから病院に行きたくない」と言っても家族や主治医まで病院受診を強く勧める。”老いては子に従え” が日本の旧習だからなのか。しかしスウェーデンでは全く違う。本人の意思がまず尊重される。超高齢者にも自己責任に基づく医療選択の自由が認められる。本人に治療が必要な状態でも、医療は強く勧められず強制もされず拒否が認められる。医療は家族や周囲の人のためにあるのではなく本人のためにあるということを、国民皆が共有しているからだ……そうです、これで、それで、いいのです。