北極海の要衝「グリーンランド」周辺にロシアや中国の潜水艦が横行していることくらいは承知している。なのでホラ吹きトランプが「グリーンランドを購入したい」と牽制したのだろうと思っていたら、トルーマンほか数人の大統領も購入を申し入れていた。見慣れない北極点からの地図を眺めると、確かに北米と欧州をつなぐ安全保障上の要衝であることは素人目にも分かる。しかも陸地の地下には石油や天然ガス、レアアースなど豊富な天然資源が眠る宝庫だ。トランプでなくても喉から手が出るくらいの魅力ある国?なのだ。いや国ではない。現在はデンマークが統治する自治島だ。日本の6倍もの面積でも「島」扱いで、これ以上大きい陸地を「大陸」と呼ぶそうな。

日本列島に大雪警報が出される最中に日「本気象協会」が再びサイバー攻撃を受けた。「tenki.jp」サイトが8時間に渡り全く閲覧が出来なくなった。
「DDoS」攻撃は分散型サービス妨害攻撃と訳され、特定多数のデバイスを乗っ取った上で、そこからから目標のサイトに一斉にアクセスを行う攻撃のこと。例え中国からのアクセスを遮断しても、世界各国でIPやサーバを乗っ取っているから遮断のしようがない。犯人の特定は困難だと云うがこんな仕業は中国人か北朝鮮人以外にいない。いずれはもっと大きな影響を及ぼす公官庁、通信、交通などのサイトを狙ってくるのは目に見えている。なにせ日本は総じて安全対策に疎いから。
2日半「大雪警報」が出る中で県山側の各地は例年の2倍以上の積雪になった。特に福島県につながる北部は雪雲が次々に流れて線状降雪帯となり、普段は雪の少ない新津市で40cm、新潟市でも22cmを超えた。そんな中で当市は8cmの積雪でむしろ不思議。強い北西の風が十日町や守門、津南に雪を運んだようだ。とにかくこの状態が一日でも長く続くことを祈るばかりだが「大寒」は20日でまだまだ気が抜けない。右表は11日午前2時現在の気象庁記録…..
「ピーター・ポール&マリー」のメンバーのピーター・ヤーローさん(右のお髭さん)がぼうこうガンで死去した。86歳。済んだ歌声でファンの多かったマリー・トラバースさんは2009年72歳のとき白血病で亡くなっている。
「パフ」を弾き語りしたくてコード練習を始めたのは高校生の頃。これぞわが青春のいちページ。
ロサンゼルスで次々と大火事が続いているが、今度は西の山麓から海岸につながる高級住宅地。たいていのセレブは見晴らしのいい山麓に居を構えるから、樹木が多い上に段々の居宅で火は広がりやすい。トム・ハンクスやマット・デイモン、ジェームズ・ウッズなどび超セレブも避難したと云う。気になる大谷翔平宅は球場から北側へ15分ほど離れた高級住宅地らしく、そうなら今回は現場から離れているが、昨年、近くの山麓で山火事が起きている。
温暖で晴天続きの気候、それが仇となって強風と超乾燥に遭う。しかも活断層が何本も通っているし、そして名物の大渋滞。決して住みやすい場所とは思えないが、それでも皆ロスを目指す。
米ワシントン・ポストの風刺漫画家アン・テルナエス氏が描いた同紙オーナーや財界大物(見る人が観れば誰かは直ぐ分かると)ミッキーマウスまでが「トランプ詣」をして、跪いて現金袋を差し出す漫画の掲載が拒否された。この一種の報道検閲が行われたニュースはあっという間に世界を駆け巡った。それにしてもお腹の出っ張りと垂れ下がったネクタイだけでトランプと分かる氏の力量は凄い。さすがは優れた報道をたたえるピュリツァー賞を受賞しただけのことはある。そしてアメリカも検閲ありで自由主義国の御旗を降ろした。
キリスト教徒であるか否かはどうでもいい。石破茂ほか数人の大臣と引き伊勢神宮を参拝したとき、本来なら敷地への出入りの際は誰彼なく一礼をするのが当然の作法だが、全く意に介さずスタスタと歩き続けた。あとから続いた一般の参列者は深々とお辞儀をしている中でのことだ。外交儀礼欠落の如き話ではない。日本国民の総氏神さまであり天照大御神を祀る神社本庁本宗を何と心得えているのか。この吾人に日本国の日本人の気構え心構えは全く備わっていない。会見で「戦後80年の節目に当たり改めて平和について平和国家日本のあり方について国民とともに考える年にしていきたい」とは片腹痛い。ああ今年も快調に石破に文句 !!
鉄は食料・飲料缶、家庭用品から電気機器、産業機械、自動車、船舶、建築物など社会生活のあらゆる場面で利用されている。特に土木、建築、造船、自動車などの基幹産業は“鉄”抜きには語れない。明治維新後、鉄の生産量は国力の象徴とされ、日本が近代国家の仲間入りを果たせたのも鉄の増産を国策の柱としてきたからだ。
USスチールが仕掛けた身売り入札から始まった今回の騒動、バイデンは「鉄は国なり」と安全保障上の懸念を理由に反対決定を下した。認知症が進んだバイデンが日本と中国を取り違えたとの笑い話もあるが、ついに日米同盟のホンネが出たのだと思う。所詮はこの程度の”同盟”関係だったのだ。おまけに、バイデン政府の報道発表文には無関係の中国系企業の名前が書かれていた。米政府が仮想通貨を扱う中国系企業に対して米軍基地に近接する土地の取得を禁じた発表文をコピペしていたことがバレバレになって、永田町の劣化は云うに及ばず、米大統領府の劣化を露呈した。これを機に政財界、国民挙げて日本国再生に全力を尽くさなければならないことは今さらでないが、岸田と同様に石破の現状認識は甘すぎる。
昨日、富士五湖でM4の地震があった。富士山噴火がよぎった。
そもそも火山の噴火はマグマに溶け込んでいた水が発泡しマグマ溜りの内圧が高まることが原因だ。地震が発泡を引き起こすこともよく知られている。炭酸入りの瓶をふると泡が発生して瓶内の圧が高まれば栓が飛ぶことでイメージできる。
富士山噴火は史上10回記録されている。1707年宝永噴火以来300年は静かだが、この時は地震の49日後に大噴火が起きた。いざ噴火が起きたら、火山灰は風向き次第で東京でも5〜10cmは積もると云う。さらに溶岩流は東名・新東名、新幹線を襲う。羽田と成田も空気中に浮遊するチリで使えない。首都圏と交通大動脈がストップしたら何とする。自然の威力は人智の及ぶところではない。