日鉄とUSスチール合併問題は収まりそうもない。
米鉄鋼業22位クリーブランド・クリフス社CEOにして鉄鋼連盟会長のローレンソ・ゴンカルベス氏は「中国は悪だ。中国は恐ろしい。しかし日本はもっと悪い。日本は中国に対してダンピングや過剰生産の方法を教えた」とは聞き捨てならないが、あながち間違いではない。
1972年田中角栄政権は日中国交正常化を行った。この時のお土産に、日本政府お墨付きで日本製鉄は延べ1万人もの社員を動員、上海宝山製鉄所を完成させ当時最先端の技術供与を行った。その後、中国鉄鋼産業は国策として急速拡大。いまや年間粗鋼生産量1億2000万トン、売上22兆円、従業員20万人を超える世界最大の鉄鋼メーカーになった。この日本政府と日本製鉄挙げて後押しでモンスター中国を造ってしまった事実をゴンカルベス氏は指摘したのだ。反省がないまま川崎重工+伊藤忠は新幹線技術で、電気自動車と蓄電池技術ではナショナルとトヨタが同じ間違いを犯した。この合併問題で今さら偉そうなことを云える立場にはなく、猛省が必要なのは政府と日鉄だろう。
2025
日本は中国よりもっと悪い !!」
2025
2025
補修が必要な大統領と首相
米ニューズウイーク誌は「グリーンランドを買いたいと云ったトランプはメルカトル地図を見てそう思ったのだろう」とお馬鹿トランプを揶揄して皮肉った。メルカトル図法は地図上の陸地が赤道から離れるほど大きく歪んで見える。グリーンランドよりアフリカのほうが14倍大きいにもかかわらずメルカトル地図ではグリーンランドはアフリカとほぼ同じ大きさに描かれるのだ。おまけにコロラド大のある教授は「メルカトル図法で大きさを勘違いする人は地理の補修をする必要がある。トランプが再勉強したいと云うなら私は喜んで引き受ける」とコメント。これに反トランプ派は大いに拍手を贈っているとか・・・
十種はある地図の描き方で大きくは二つ、角度(方向)を正しく描くメルカトル図法と面積を正しく表示するモルワイデ図法だ。まあトランプが面積の大きさに目が眩んだのではないだろうが、先日は中国と日本を取り違えてボケ老人と揶揄されたバイデンもいることだし、礼儀作法の補修が必要な日本の宰相も交えて皆さん揃って夏合宿でもしたらいい。
2025
エコー再検査
17.5mmの黒い影は2カ月前と大きさは変わらず、形はガン特有の丸や楕円ではなくイビツに歪んでいるので脂肪肝の名残りだと思う由。ということは、他は白くザラザラして見えたので繊維化が全体に広がっているということなんだろうか? 確かめればよかった。ともあれガン化はまだのようなのでちょっと安心。
小さな待合室は年寄りのゴホゴホが多く、かなりインフルが広がっているようだ。用心せねば !!
2025
2025
一衣帯水 朝鮮の北と南
大統領の非常戒厳はともあれ、対する「共に民主党」代表李在明のこの機に乗じて30件以上の弾劾案を次々に出して政府機能を無力化させ、次期大統領選を待たずに「共に民主党」の独裁体制を樹立してしまおうという行動は戒厳令以上に危険な行動だ。何らかの理由を見付けてあと5閣僚を弾劾すれば閣議は定数不足で開催不能になり、拒否権さえも議決できず、国会多数党=民主党の独裁体制が出来上がるという思惑だ。極めつきは「大統領支持率が40%に回復」と世論調査の結果を発表した民間企業に対し「大衆を扇動して混乱を煽った」と公選法違反を持ち出して告発したことだ。野党による北朝鮮の如く言論統制を行ったのだ。そして国民は文在寅前政権が左翼利権を守るために創設した「韓国版ゲシュタポ」といえる高位公職者犯罪捜査処の設置意図をやっと知ることになった。この一連の韓国与野党の混乱は北朝鮮と大差ないエセ民主主義国の化けの皮を剥いだ。ついでに韓国のGDPはメキシコに抜かれて世界14位に堕ちたが、この混乱でさらに経済低迷するだろう。何より国際的信用はガタ落ちした。
2025
2025
2025
イーロン・マスク
ネット決済サービスのPayPalとして成長発展して名を上げたイーロン・マスク。その後はテスラモーターズ、宇宙事業スペースXなど次々と創業し、そしてツイッター社を買収して「X」に改名、いまや年収8兆8千億円、時給換算すると36億円?。そして米大統領選挙ではトランプに280億円を献金してトランプ側近入りを果たして新組織「政府効率化省」のトップに就いた。途端にドイツショルツ首相をこき下ろし極右野党の支援して選挙介入したり、英国スターマー首相とネットで口争した上に辞任を要求するなど、今やトランプ以上に品格欠如と横暴を振り撒いている。この先もメディアを制して政界進出と仮想通貨でビジネスを掌握しょうという打算がアリアリだ。こんな危険人物が政治の表に簡単に立てる時代は誠に恐ろしい。欧米70以上の大学がXを使用禁止としたが、日本のX利用者は肝に銘ずべし !!
2025
加速する「習近平独裁離れ」
石平氏によれば、中国共産党の動きに大きな変化が見られると云う。
これまで党幹部の発言や人民日報は何かにつけ習近平個人への賛美がイの一番に語られてきたが、昨年末(といっても1〜2週間前のこと)から俄に習個人礼賛が姿を消して「個人が上から指導集団を凌駕するようなことは絶対あってはならない」などと習近平独裁を批判する内容に変わったと云うのだ。これまで習近平は国家主席の立場を生涯に渡って維持できるよう法改正や政敵を排除してきたが、どうやらこの思惑は崩れ始めたと・・・ただそうなら執着心、猜疑心の塊、習近平が黙って見過ごす筈もなく、人心掌握を狙って「台湾侵攻」を早めることも十分あり得る。やっと中国に終わりの始まりが見えてきたのか?