ガン治療に朗報?

ガン免疫療法は患者自身の免疫力を利用してがんを攻撃する治療法で手術、抗がん剤、放射線治療に続く第4の治療法として急速に進化して。しかしこれまでそのメカニズムはよく分かっていなかったが、薬の効き目を大きく左右する腸内細菌を特定したと国立がん研が発表した。腸内細菌が腸から離れたがんに影響する仕組みも解明し新薬開発につながる成果だと期待を集めている。
研究チームは肺がんと胃がんの患者計50人から治療前に便とがん組織を回収し、阻害薬が効いている患者で増えている腸内細菌と免疫細胞を解析。効果があった患者には腸内細菌「YB328株」が多いことと、さらにYB328株は体内の免疫の司令塔となる「樹状細胞」を活性化していたことを突き止めたと。これで免疫療法をより多くの患者に応用できると云うが、さていつのことやら・・・