日航機墜落事故から40年

40年前の日航ジャンボ機墜落事故の原因は謎のままだが、元乗務員青山透子氏らは資料とデータから「自衛隊機が関与」との仮説を主張している。これにヒゲの佐藤正久参議は「これらの書籍が学校図書館協議会の選定図書に指定されていることはある種の陰謀に加担することであり直ちに是正せよ」と防相中谷を質した。中谷は「自衛隊が墜落に関与したことは断じてない」と強く否定するもその反論の根拠は示さなかった。これらの動きに青山氏は「表現の自由、言論への弾圧」だとして反発。ネット上では改めて一部が流失したコックピット内の「オレンジエア?」と聴こえる言葉が話題になっている。”オレンジエア” は軍事用語の隠語で “誘導ミサイル” とか “無人標的機” を意味するからだ。他にも、ボーイング社の単純な修理ミスの内容や嘱託尋問まで行った米司法当局の捜査共助拒否など疑惑は多い。
事故から40年、日航や政府のだんまりがかえってかえって諸説飛び交う所以だ。空の安全運行と多くの疑念に応えるには何にしても情報開示が必要。