国際オリンピック委員会は金の猛者に成り果て、とてもスポーツ競技を取り仕切る意識も力もない。だから五輪憲章が定める会長任期(2期最長12年)はあってなきが如く「バッハ続投」を求める意見が約100人の委員から申し合わせたように上がっていた。ただ一人、日本のIOC委員渡辺守成は「ルール遵守」を掲げて会長選挙に立候補した。ここまでは良かったのだが、東京五輪の不祥事で日本の評判はガタ落ち。バッハが推すジンバブエIOC委員の元競泳女子金メダリスト、コベントリー氏が第10代会長に選出された。つまりはバッハ院政ということ。何度も書いたきたようにオリンピックは、陸上、水泳、体操、レスリング、フェンシング、射撃、自転車、テニスの8競技を毎回ギリシャで行えばいい。後は競技ごとの世界選手権やW杯があるではないか。国際オリンピック委員会のような特権貴族団体は無用の長物。
3月 23
2025
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