気象庁のHPに約8年弱続いた「黒潮の大蛇行が収束の兆し」との発表記事があった。蛇行はカツオ、マグロなどの回遊魚の不漁や黒潮が沿岸に接近することで関東東海地域で高温多湿をもたらす。
そもそも黒潮の幅は約100km、深さは約1,000m、流速毎秒2m以上に達し、運ばれる水量はアマゾン川の200倍以上と云われている。また黒潮は栄養分が乏しく透明度が高い一方、寒流の親潮は栄養分に富みプランクトンが多いことから光を反射して白っぽく見える。漁業日本に多大な影響を及ぼす。
また夏の酷暑、冬の豪雪、大海流の影響は日々の生活に直結するからもっと知りたいのだが解説本が少ない。研究が難しい分野なんだろうな。手始めに「海の教科書」を注文した。
5月 14
2025
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