安青錦の優勝と大関昇進は素晴らしい。口上も「大関の名に恥じぬようまたさらに上を目指して精進いたします」と意味の分からない四字熟語なしで大変いい。安青錦が着ける化粧まわしにもドラマがあった。米人作家キース・ヘリングの国籍人種を超えた平和の大切さをあしらったデザインを山梨県北杜市のキース・ヘリング美術館館長で後援会長でもある中村和男氏が著作権を管理する米国の本部と粘り強く交渉し特別に許しを得たものだと云う。安青錦と後援会が戦禍の母国を思う気持ちが込められている。大変、結構ではないか・・・