「戦狼外交」とは中国の代名詞で他国からの批判に即座に反論攻撃する外交スタイルのこと。世界が周知することだ。中国自民人解放軍の好戦的な特殊部隊「戦狼」に由来し、国営人民日報が相手国に鋭く対峙する外交官を「狼の戦士」と称賛したことが始まりだと云う。いわばチカラを誇示する習近平の宣伝語として使われてきたが、実は同じ読みで「浅陋」(せんろう)という言葉がある。知識や考えが浅く狭いことを意味し、漢字国なら当然、承知している筈だ。
先日は日本外務省 金井アジア局長が中国に飛んで中国外務省 アジア局長 劉勁松 と会談したが、その際、劉勁松はポケットに手を突っ込んだまま対応した。しかもその写真を中国優位を自国民に見せつけるために人民日報に掲載させた。これぞ冴えたる「浅陋外交」だ。こんなことをしても中国と中国人が世界から疎まれるだけなのに・・・中国の日本への渡航自粛は「粗悪なマナーの観光客が来なくなってかえって結構なことだ」と云う人もいる。やることなすこと ” 浅陋 ” の極み。
11月 21
2025
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