愛子さま ラオスご訪問

いま頃はラオスで公式行事にご参加の最中だろう。最初のご訪問が英国やオランダやデンマークではなくなぜ社会主義国ラオスなのか不思議だが、先方から熱烈なご訪問要請があったことと、実はラオスは日本と深く長い関係があるのだ。まずラオスにとって日本は一番の無償資金協力国であること。そして日本の初めての青年海外協力隊がラオス派遣だった。陛下がJICA海外協力隊の総裁として深く関わっておられることは周知のことだ。そして日本の皇室や貴族層には古くから香りを愛でる風習があるが、平安時代には「蘭奢待(らんじゃたい)」と呼ばれる名香木が宝もののように珍重され、その山地がラオスの森林地帯だった。聖武天皇の時代からのお付き合いと云ってもいい。
準国賓として招かれた愛子さまが大きな成果を残されて帰国されることは間違いない。そして「愛子天皇」待望論が高まることも間違いない。何とかならないものだろうか。