米大リーグの熱戦はやっぱり凄い。そのスピード感とダイナミックなプレーはとても日本野球の比ではない。キラ星の如くスター選手のいる中で監督にも名将や人格者が多い。あの恐ろしいくらい熱狂的なフィラデルフィア・フィリーズのロブ トムソン監督(62歳)もその一人だ。大らかで静かに戦況を見守る佇まいはまさに名将。最後のドジャース戦ではピッチャーの悪送球でサヨナラ負けを喫したが、しかし落ち込む選手とドジャースを称えた。ドジャースがシャンパンファイトで気勢を上げる外で、着替えもせず大谷を待ち、そして「娘が貴方の大ファンだ。ボールにサインを貰えないか」と。もちろん大谷は快く応じた。この二人の謙虚な人間力、これこそ大リーグだ。この直後、トムソン監督は辞任を表明した。(大谷さん、先輩向かってポケットに手を入れたままは拙いよ。らしくない)
一方で、相手選手やチームを罵詈雑言する不届き者も散見する。代走ホームインではしゃぎ過ぎのキム ヘソンは「大谷が足を引っ張っている」と身の程知らず発言。これを聞いたパヘスは殴らんばかりに叱りつけ「このゲス野郎、さっさと消えろ」と。輪を乱す常習犯はやっぱり韓国人だった。
