2003年小泉純一郎が参院選で過半数を割ったとき自公連立は始まった。2009年自公が揃って大敗したときは麻生は連立解消に動いたが、2012年安倍首相のとき過半数を確保したら連立も元に戻った。ただ石原慎太郎は「公明党は必ず自民党の足手まといになる」と進言、まさしく慧眼だった。
この度の連立解消で公明は「政治と金」の対応が不十分ときれいごとを云うが、実は高市がまず国民の玉木と密かに協議をしたことへの尻まくりだ。それとかって連立を切った麻生への当てこすりもある。また推していた小泉進次郎ではなかったので、まあイジメのような意味もプンプン匂う。だから高市を応援する保守識者は「別れた方がいい」と一様に口を揃える。
そんな最中に石破は「戦後80年見解」を出した。あくまで個人的な感想レベルだからマスコミの扱いは思ったより小さくたいした騒ぎにならなかったのは不幸中の幸いだ。最後まで姑息で卑怯な男を見せつけた。
