評論家気取りで・・・

自民総裁選の行方を評論家気取りで考えてみた。
小泉進次郎、石破辞任の鈴を付けたと奇麗ゴトを云っているが、実のところは石破から自民党幹事長を打診され、石破+小泉で裏金議員を一掃する解散選挙のシミュレーションをしていたことは自民議員なら皆が知るところ。加えて農政改革に手を突っ込んだため族議員40人とベテラン議員、県連の反発は根強く、小泉の票は云われるほど伸びないと見た。一方の高市早苗は党自体が昨年の衆院選で56議席減らし、今度の参院選で13議席減、計69議席減のうち旧安倍派は37人も減っているから元々弱い党内基盤がさらに弱くなった。前回と同じく、党員党友票に期待しつつ党内保守派の団結が謀れるかに掛かる。最後は “漁夫の利” で林芳正あたりが持って行きそうな気がするが、どうだろう?・・・その後の首班指名はバラバラ野党がまとまる筈もなく「自民+某党」如何でやっと首相が決まるだろう。
それにしても事実誤認や政権の意向を代弁する「田崎史郎」の言説は政治に疎い多くの国民を惑わしている。それを承知で出演依頼を続ける局側の責任も極めて重い。