長岡市出身の考古学者 小林達雄氏(87歳)が亡くなられた。肝臓ガンだったと云うから人ゴトではない。先生は縄文人の文化や精神に迫る研究を長年続けてこられ、特に火焔型土器などの価値を世界に発信し続けた業績で米国芸術科学アカデミーの会員にも選出されている。
日本一の大河・信濃川の流域は8000年前に気候が変わり世界有数の雪国となった。 この雪国から5000年前に誕生、岡本太郎をして「なんだ、これは !!」と言わしめたした「火焔型土器」には土器自体の制作技術だけでなく、山・川・海の幸を加工保存する生活様式、日本文化の源流を観ることができると小林先生は説く。
9月 03
2025
2025
