「ジャッカルの日」「悪魔の選択」「第四の核」「オデッサ・ファイル」など世界中で大ヒットしたサスペンス小説家フレデリック・フォーサイス(86歳)氏が亡くなった。病名はミステリー作家らしく発表されていないが、数週間前には元気な姿が確認されているから「脳卒中」か「くも膜下」か、突然発症の病気のようだ。
氏は生前、英国諜報機関MI6に20年以上勤務していたことを明かしている。著作「悪魔の選択」はロンドン、ホワイトハウス、クレムリン、アイルランド、ベルギーなど世界を飛び回り、ソ連とウクライナの戦争やベルリンの壁崩壊まで予言した傑作だ。40数年前には何とか読み切ったが、2年ほど前に文庫を買って再読を試みた時は登場人物の名前が覚えられず断念。この機会に再々挑戦したがやっぱり駄目だった。頭に全く入らない。
6月 15
2025
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